APA引用ジェネレーター
自動引用 (DOI / ISBN / タイトル / URL) • AI Reference(雑多な入力) • AI Review • 手動編集 • エクスポート • CSL APA 7
CSLフォーマッターと、不足やありえない値を指摘するAI Reviewを組み合わせて、正確なAPA 7引用を生成します。DOI、ISBN、URL、タイトル、または雑多/断片的なテキストを貼り付けると、AI Referenceが構造化された引用を抽出します;手動で修正し、重複を防ぎ、並べ替え、複数形式でエクスポートできます。
APA引用ジェネレーター — 使い方と利点
このAPA 7引用ジェネレーターは、CSLフォーマッターと便利な自動化機能を組み合わせています。DOI、ISBN、URL、タイトル、あるいは雑多/断片的なテキストを貼り付けると、AI Referenceが非構造化入力を解釈してフィールドを組み立てます。続いてAI Reviewが検証を支援します。クリーンな参考文献を素早くエクスポートできます。動作は高速でローカルファースト、余計な会話ではなく正確性に重点を置いています。
できること
- DOI、ISBN、URL、タイトル検索、またはAI Reference(雑多な入力)で自動引用
- AIレビューで欠落または疑わしいフィールドを表示
- ライブのAPAプレビューを見ながらインラインで編集
- 並べ替え、重複除去、エクスポート(TXT、HTML、CSL‑JSON、RIS、BibTeX)
- すべてをブラウザ内にローカル保存
簡単なワークフロー
- 開始 — DOI/ISBN/URL/タイトルを貼り付けるか短い説明を入力して、“Detect & Add”をクリックします。
- 確認 — 何かおかしければ編集を開いてください。プレビューは入力に応じて更新されます。
- チェック — 簡潔な警告と改善提案のためにAIレビューを使用します。
- エクスポート — プレーンテキストをコピーするか、HTML/JSON/RIS/BibTeXをダウンロードして文書や参考管理ツールに利用できます。
APA 7の基本
- 著者:姓、イニシャル。署名(byline)がない場合は組織を著者として扱います。
- 日付:まず年。ニュース記事やウェブページは可能なら月/日も含めます。
- タイトル:文のような書き方(sentence case)。作品全体または掲載媒体は斜体にします。
- 出典:ジャーナル、サイト、または出版社。記事には巻(号)、ページを追加します。
- DOIが存在する場合はURLより優先します。
よくある落とし穴
- 同一の参照内でタイトルケースとセンテンスケースを混在させること。
- 同一の記事にDOIとURLの両方を含めること(DOIを優先)。
- 教師から求められる場合に、不安定なウェブソースのアクセス日を忘れること。
- 号ベースのページ付けを使う雑誌で号番号を欠落させること。
クイックスタート
- 何でも貼り付け — DOI、ISBN、URL、タイトル、既存の引用、または短い自然言語の説明を入れて ‘Detect & Add’ を押します。
- 微調整 — おかしい点があれば編集をクリックし、ライブAPAプレビューを見ながらフィールドを調整します。
- 並べ替え — グリップをドラッグするか矢印ボタンで項目を並べ替えます。
- エクスポート — プレーンテキスト、HTML、CSL‑JSON、RIS、またはBibTeXをコピーまたはダウンロードします。
- バッジ — 検出方法、補強情報、信頼度をバッジにホバーして確認できます。
入力モードと検出機能
スマート貼り付け(自動モード)
スマートパイプラインは DOI → ISBN → URL → タイトル検索 → AI解析 → ヒューリスティック の順で試行し、まずは信頼できる情報源を優先します。
AI参照モード
非構造化の引用、メモ、または「都市のヒートアイランドに関する最近の記事」のような曖昧なプロンプトなど、雑多・曖昧な入力に有用です。AI Referenceは断片的なテキストから構造化されたフィールドを抽出し、DOIが認識されれば情報を補強します。これは引用が既に存在する後に品質をチェックするAI Reviewとは別の機能です。
指示モード
識別子が既に分かっている場合や特定の検索方法を選びたい場合に、ひとつの手法を選択してください。
- DOI — Crossref検索を強制します。学術雑誌記事や一部の会議論文に最適です。
- ISBN — 書籍メタデータ(Open Library等)を取得します。
- URL — ページのメタデータ(タイトル、サイト、利用可能なら日付)を取得しようとします。
- タイトル検索 — 学術データベースを照会します。複数候補がある場合は最適な一致を選べます。
手動モード
最小限の必須フィールドで正確に制御できます。入力中にライブプレビューが書式の問題を検出します。
AIレビュー(フィールド品質チェック)
AIレビューをクリックすると簡潔な警告と提案が表示されます。ありえない日付(未来年)や巻/号/ページの不整合など、矛盾や不合理な値を指摘しますが、任意の空欄についてはしつこく指摘しません。
編集、並べ替え、重複
編集を使って引用を修正します(フォームは一時的に手動モードに切り替わります)。重複検出(DOI → ISBN → タイトル+年)により、リストの冗長化を防ぎつつ並び順は保持します。
バッジとメタデータの透明性
- タイプ:正規化されたソースタイプ(例:Journal Article、Book、Web Page)。
- 検出方法:DOI、ISBN、URL、タイトル検索、AI、またはヒューリスティックのいずれで取得されたか。
- 信頼度%:完備度の目安(著者の有無、DOI、掲載媒体の文脈など)。
- +Crossref:信頼できる書誌データによる補強。
- キャッシュ済み:速度向上とレート制限低減のためにローカルキャッシュから読み込まれました。
- 元の年(Orig YYYY):版年と異なる場合の原著公開年。
- 表示をすっきりさせたいですか?リスト上部のトグルで検出方法と信頼度ラベルを非表示にできます。
エクスポートと引用出力フォーマット
- すべてコピー — すべてのエントリをAPAの行折り返しセマンティクスに従ったプレーンテキストとしてコピーします(改行は保持)。
- プレーンテキスト — シンプルなエディタ用に.txtファイルをダウンロードします。
- HTML — 意味論的マークアップを含む自己完結型の「参考文献」セクション。
- CSL-JSON — 他の参考管理ツールと互換性のある構造化JSON。
- RIS — 旧来のリファレンスマネージャーにインポートするための形式。
- BibTeX — LaTeXワークフローやBibTeX対応ツール向け。
インポート
他で作成した引用を取り込みます。インポートボタンはリストの上に常時表示され、空でも使えます。
- 対応ファイル形式:CSL‑JSON(.json)、RIS(.ris)、BibTeX(.bib)。ファイルピッカーはこれらの拡張子に制限されています。
- インポート時の重複は DOI → ISBN → タイトル+年 の照合で防止されます。既存のエントリは保持され、新しい一意の項目は上部に追加されます。
- インポートされた項目はリストの他のデータと同様にローカル(ブラウザストレージ)に保存されます。
- 注意と制限:プレーンテキストやHTMLはサポート外です。RISのバリアントは異なるため、失敗した場合は再エクスポートやCSL‑JSONを試してください。
アクセシビリティと使いやすさ
分かりやすいラベル、キーボードに優しいフォーカス順、十分なコントラストによりワークフローの迅速さを目指します。長い候補リストはホバー/フォーカスで強調表示され、安心してスキャンできます。
キーボードのヒント
- 並べ替え:ドラッグハンドル(マウス)または上へ移動/下へ移動の矢印ボタンを使用します。
- フォーム操作:Tab / Shift+Tab で入力間を移動します。検索タイプのラジオグループはブラウザの既定で矢印キーに従います。
APAスタイルの要点(簡潔ガイド)
基本原則
APA 7は明確さ、再現性、一貫性を重視します。著者‑日付方式を用い、可能な場合はDOIをURL形式で示し、読者が資料を特定できるよう出典や取得情報を明示してください。
一般的な参照構造
Author, A. A., Author, B. B., & Author, C. C. (Year). Title in sentence case. Title of Source/Container in italics, volume(issue), page range. https://doi.org/...
著者
単独著者:Last, F. M. 二人:Last, F. M., & Last, F. M. 三〜二十人:コンマで区切り、最後の名前の前にアンパサンド。21人以上は最初の19名を記載し、省略記号を入れて最後の著者を記載します。
タイトル
記事、章、ウェブページのタイトルはセンテンスケースを用います。書籍、雑誌、映画、ソフトウェアなど作品全体のタイトルは斜体にします。固有名詞は大文字を維持します。
掲載媒体と二次ソース
ジャーナル、編集書、プラットフォームは掲載媒体として扱います。ジャーナルや書籍のタイトルは斜体にし、章の場合は編集者情報を追加します。
出版日
年は必須です。新聞、雑誌、ウェブのコンテンツには可能なら月日も含めます。日付がない場合は (n.d.) を使用します。
数字(巻、号、ページ)
雑誌記事には巻(号)とページ範囲が含まれることが多いです。範囲にはエンダッシュ(例:123–145)を使います。
DOIとURL
利用可能な場合はDOIを優先し、URL形式(https://doi.org/...)で表記します。DOIがない場合は安定したURLを含めます。
アクセス日
一般にAPA 7では安定したソースにアクセス日は不要です。変化する可能性のあるコンテンツについては指導教員が要求することがあります。
一般的なAPA参照パターン
ジャーナル記事
学術誌や査読付きジャーナル内の論文。
形式: Author, A. A. (Year). Title of article in sentence case. Journal Title in Italics, volume(issue), pages. https://doi.org/...
落とし穴: 記事タイトルはセンテンスケースにし、ページ付けが号ベースの場合は号番号を含め、ページ範囲にはエンダッシュを使用してください。
例: Alvarez, R. M. (2024). Adaptive thermal storage in urban grids. Energy Systems Review, 18(1), 22–41. https://doi.org/10.5678/esr.2024.214
書籍
独立した作品で、固有のタイトルと出版社を持ちます。
形式: Author, A. A. (Year). Title in italics. Publisher.
落とし穴: APA 7では出版地は記載しません。版は関連する場合のみ(例:2nd ed.)記載します。
例: Nguyen, C. (2023). Designing regenerative materials. Harbor & Finch.
編集書の章
大きな編集書の中に収録された章やエッセイ。
形式: Author, A. A. (Year). Chapter title in sentence case. In E. E. Editor (Ed.), Book title in italics (pp. xx–xx). Publisher.
落とし穴: 編集者が記載されている場合は含め、ページ範囲はエンダッシュを使い、表記ルールの一貫性を保ってください。
例: Silva, M. (2022). Distributed aquifer monitoring. In P. Chandra (Ed.), Innovations in water science (pp. 145–169). Meridian Academic.
ウェブページ
ウェブサイト上の単一ページや記事。
形式: Author, A. A. (Year, Month Day). Page title in sentence case. Site Name. URL
落とし穴: サイト名を出版社として重複して記載しないように注意してください。取得日(アクセス日)は変更されるコンテンツの場合のみ含めます。
例: Rahman, L. (2024, February 5). Mapping alpine pollinator declines. EcoSignal. https://ecosignal.example/pollinators
新聞記事
日刊または週刊新聞に掲載されたニュース項目。
形式: Author, A. A. (Year, Month Day). Article title in sentence case. Newspaper Name. URL
落とし穴: オンライン項目にはページ番号がないことが多いので、適切に省略してください。公開日の完全表記を保持します。
例: Dorsey, M. (2025, January 18). Coastal towns trial floating barriers. The Pacific Herald. https://pacificherald.example/floating-barriers
雑誌記事
雑誌の特集記事や一般向け記事。
形式: Author, A. A. (Year, Month Day). Article title in sentence case. Magazine Name, pages (if print). URL
落とし穴: 可能であれば月日を含めてください。トラッキングパラメータのない安定したURLを優先します。
例: Ibrahim, S. (2024, August 7). The return of tactile interfaces. Interface Monthly, 34–39.
会議論文
会議予稿集に掲載された論文。
形式: Author, A. A. (Year). Paper title in sentence case. In Proceedings title in italics (pp. xx–xx). Publisher or Association. DOI/URL
落とし穴: 予稿集に編集者がいる場合はタイトルの後に編集者を含め、DOIがあれば含めてください。
例: Zhou, L. (2024). Latency‑aware edge orchestration. In Proceedings of the 2024 Distributed Systems Conference (pp. 88–102). https://doi.org/10.9999/dsc.2024.88
論文/学位論文
学位取得のために提出された大学院研究成果。
形式: Author, A. A. (Year). Title in italics (Unpublished doctoral dissertation or Master’s thesis). Institution. URL (if available)
落とし穴: 未発表であることは関連する場合にのみ明示し、可能ならリポジトリのリンクを含めてください。
例: Garcia, H. (2023). Thermal sensing microfluidics for rapid pathogen profiling (Doctoral dissertation). University of Cascadia.
レポート/ホワイトペーパー
機関や企業による研究/報告書。
形式: Author or Organization. (Year). Title in italics (Report No. if any). Publisher (if different). URL
落とし穴: 組織と出版社が同一の場合は一度だけ記載し、利用可能な安定した報告番号を含めてください。
例: RenewGrid Alliance. (2024). Distributed storage benchmark 2024. https://renewgrid.example/bench24.pdf
映画/動画
長編映画、ドキュメンタリー、ストリーミング動画。
形式: Producer, P. P. (Producer), & Director, D. D. (Director). (Year). Title in italics [Film]. Production Company. Platform/URL
落とし穴: 分析上重要な場合は監督や出演者を前面に出してもかまいません。
例: Aurora Media. (2022). Resonance fields [Film]. StreamSphere. https://streamsphere.example/resonance-fields
ソフトウェア/アプリ
スタンドアロンのソフトウェアアプリケーションやコードのリリース。
形式: Developer/Org. (Year). Title in italics (Version) [Computer software]. URL
落とし穴: 識別上重要な場合のみバージョンを含め、不安定なナイトリービルドのURLは避けてください。
例: GraphFlux Labs. (2025). GraphFlux Toolkit (v2.1) [Computer software]. https://graphflux.example/
百科事典の項目
オンラインまたは印刷の百科事典に掲載された項目。
形式: Author, A. A. (Year). Entry title in sentence case. In Encyclopedia Title in italics. Publisher. URL (if online)
落とし穴: プラットフォームが自動生成する日付がある場合は、実際の改訂年や公開年を確認してください。
例: Heliospheric current sheet. (2024). In Stellar mechanics encyclopedia. OrbitLine Press.
レビュー(記事または書評)
書籍、映画、その他メディアの批評レビュー。
形式: Reviewer, R. R. (Year). Review title (if any). Review of Title by Author. Journal/Magazine, volume(issue), pages. DOI/URL
落とし穴: 何をレビューしているかを明確に示してください。タイトルがない場合はレビュータイトルを省略します。
例: Patel, A. (2024). Reframing planetary duty. Review of Stewardship beyond Earth, by O. Valdez. Journal of Ecocritical Inquiry, 9(2), 201–204.
トラブルシューティングとよくある質問
貼り付けても何も検出されない?
別の検索方法を試してください:説明文にはAI、既知の識別子にはDOIモード、記事名が分かっている場合はタイトルモード。
信頼度が低そう
信頼度が低い場合は主要なフィールドが欠けていることが多いです。AIレビューで提案を確認し、著者、掲載媒体、またはDOI/URLを追加してください。
なぜタイプが正規化されたの?
AIの結果があいまい(例:‘object’)だった場合、ヒューリスティックが掲載媒体やDOIの手がかりをもとに最も近い型(ジャーナルか書籍か等)を選びます。
二次的な掲載媒体はどう扱う?
主要な掲載媒体を追加してください。必要に応じてデータベースやプラットフォーム情報を括弧内や注記フィールドに付記します。
プライバシーとデータ処理
引用データはブラウザ内(localStorage)にローカル保存されます。外部照会(DOI、ISBN、AI、URLメタデータ)はユーザーが実行したときのみ行われます。ストレージをクリアすれば全て瞬時に消去できます。
FAQ
すべてのソースにDOIが必要ですか?
いいえ。DOIが存在する場合は使用してください。そうでない場合は安定したURLを含めます。多くのニュースやウェブページにはDOIがありません。
アクセス日をいつ含めるべき?
多くの安定したソースについてAPA 7はアクセス日を要求しませんが、変化しうるウェブコンテンツについては指導教員が要求することがあるため“Accessed YYYY‑MM‑DD”の形式を使用してください。
組織を著者として引用できますか?
はい。個人の署名がない場合は、組織(例:報道機関や公的機関)を著者として明記することで著者情報が明確になります。
なぜこのツールか?
- 低ノイズのAIレビュー:チャットの書き出しではなく短く実行可能なヒント。
- 決定論的優先:DOI/ISBN/URL/タイトル検索をAIヒューリスティックより先に実行します。
- 検出方法、補強、信頼度を示す透明なバッジ。
- デフォルトでローカルファースト。リストはブラウザ内に残ります。